2026-06-11
「I was wondering if」完全ガイド|ビジネス会議で使える例文18選
英語の会議で、上司や取引先に何かをお願いしたい。でも “Can you do this?” と直接言うのはなんだか失礼な気がして、結局日本語で話しかけてしまった——そんな経験はありませんか。
ネイティブがそういう場面でよく使うのが “I was wondering if” というフレーズです。日本語の「〜していただけないでしょうか」に近い、上品で丁寧な依頼表現で、ビジネスの場では特によく耳にします。
この記事でわかること
- 「I was wondering if」の意味となぜ丁寧に聞こえるのか
- 3つの使い方(依頼・許可・意見確認)
- ビジネス会議ですぐ使える例文18選(会話形式)
- 「Would it be possible to」との使い分け
- Zoom・オンライン会議での実践フレーズ
- よくあるNG例と間違えやすいポイント
「I was wondering if」の意味
直訳すると「〜かどうか(ずっと)思っていたのですが」。過去進行形を使うことで「今すぐ返事をしなくていい」という余白が生まれ、相手にプレッシャーを与えない丁寧なニュアンスになります。
同じ内容でも言い方によって印象がここまで変わります。
| 表現 | 丁寧さ | 印象 |
|---|---|---|
| Do this. | ★☆☆☆☆ | 命令口調 |
| Can you do this? | ★★☆☆☆ | カジュアル |
| Could you do this? | ★★★☆☆ | 普通 |
| Would it be possible to do this? | ★★★★☆ | 丁寧 |
| I was wondering if you could do this. | ★★★★★ | 非常に丁寧 |
ビジネスの場、特に上司・クライアント・初対面の相手には “I was wondering if” が最も安全で自然な選択肢です。
3つの使い方
1. 相手にお願いする(依頼)
最も多い用途。“I was wondering if you could 〜” の形で使います。
例文①
A: I was wondering if you could review this proposal by end of day. 「本日中にこの提案書を確認していただけますでしょうか。」
B: Sure, I’ll take a look this afternoon.
例文②
A: I was wondering if you could join our call tomorrow morning. 「明日の朝のコールにご参加いただけますでしょうか。」
B: What time is the call?
例文③
A: I was wondering if you could share the data we discussed last week. 「先週お話しした資料を共有していただけますでしょうか。」
例文④
A: I was wondering if you could give me some feedback on my presentation. 「プレゼンについてフィードバックをいただけますでしょうか。」
2. 自分がしてもいいか聞く(許可)
“I was wondering if I could 〜” の形で、自分の行動について許可を求めます。
例文⑤
A: I was wondering if I could take Friday afternoon off. 「金曜の午後にお休みをいただけますでしょうか。」
B: That should be fine. Let me check the schedule.
例文⑥
A: I was wondering if I could present this idea at next week’s meeting. 「来週の会議でこのアイデアを発表させていただけますでしょうか。」
例文⑦
A: I was wondering if I could have a few minutes of your time. 「少しお時間をいただけますでしょうか。」
3. 相手の意向・意見を確認する
“I was wondering if you’d like to 〜” や “I was wondering if you have 〜” の形で使います。
例文⑧
A: I was wondering if you’d like to schedule a follow-up call. 「フォローアップの打ち合わせを設定されたいかどうか、いかがでしょうか。」
例文⑨
A: I was wondering if you have any concerns about the timeline. 「スケジュールについて何かご不安な点はありますでしょうか。」
例文⑩
A: I was wondering if you’ve had a chance to look at my email. 「先ほどのメールはご覧いただけましたでしょうか。」
Zoom・オンライン会議での実践フレーズ
リモート会議では発言のタイミングを掴むのが難しく、“I was wondering if” を冒頭に置くことで「これは質問・依頼です」というシグナルを相手に送る効果があります。
例文⑪(発言権を取る)
I was wondering if I could add something here. 「ここで少しよろしいでしょうか。」
例文⑫(画面共有の確認)
I was wondering if everyone can see my screen. 「皆さんの画面にこちらが映っていますでしょうか。」
例文⑬(議論を前に進める)
I was wondering if we could move on to the next item. 「次の議題に移ってもよろしいでしょうか。」
例文⑭(時間の確認)
I was wondering if we’re still on track with the time. 「時間の方は大丈夫でしょうか。」
「Would it be possible to」との使い分け
どちらも非常に丁寧な依頼表現ですが、使うシーンが少し異なります。
| I was wondering if | Would it be possible to | |
|---|---|---|
| ニュアンス | 控えめ・遠慮がち | フォーマル・ビジネスライク |
| よく使うシーン | 対面・口頭での会議 | メール・文書・フォーマルな場 |
| 構造 | I was wondering if you could 〜 | Would it be possible to 〜 |
| 断りやすさ | 断りやすい(柔らかい) | やや断りにくい(フォーマル感) |
口頭での依頼(I was wondering if が自然)
I was wondering if you could extend the deadline. 「締め切りを延ばしていただけますでしょうか。」
メールでの依頼(Would it be possible to が自然)
Would it be possible to extend the deadline by one week? 「締め切りを1週間延ばしていただくことは可能でしょうか。」
「Would it be possible to」の詳しい使い方は「「Would it be possible to」完全ガイド|例文20選と使い方」をご覧ください。
よくあるNG例
NG①:「I’m wondering if」をメールで使う
❌ Dear Mr. Tanaka, I’m wondering if you could send me the report.
“I’m wondering if”(現在進行形)はカジュアルなニュアンスになります。メールなどの書き言葉では “I was wondering if” または “Would it be possible to” が適切です。
NG②:疑問文の語順にしてしまう
❌ I was wondering if could you review this?
“I was wondering if” の後は**平叙文(普通の語順)**です。
✅ I was wondering if you could review this.
NG③:カジュアルすぎる場面で使う
親しい同僚への軽いお願いに “I was wondering if you could 〜” を使うと、逆に「何か深刻なことを頼まれる」と身構えさせてしまうことがあります。友人・同期には “Could you 〜?” で十分です。
例文を「使える」に変えるには練習が必要
18個の例文を読んで「なるほど」と思っても、実際の会議で咄嗟に口から出るかどうかは別の話です。
英語の返答力が上がらない理由は「知識が足りない」ことではなく、**「実際に返す練習が足りない」**こと。頭でわかっているフレーズを、口で出せるレベルまで持っていくには、文脈の中で繰り返し使う練習が必要です。
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よくある質問
Q1. “I was wondering if” と “I wonder if” の違いは? “I wonder if”(現在形)は「〜かなあ」と心の中でぼんやり考えているニュアンス。“I was wondering if”(過去進行形)の方が丁寧な依頼・質問として使えます。ビジネスシーンでは後者を選びましょう。
Q2. “whether” を使っても同じ意味ですか? “I was wondering if you could help” と “I was wondering whether you could help” はほぼ同じ意味で使えます。“whether” の方がわずかにフォーマル度が高く、書き言葉に向いています。
Q3. 依頼を断られたときの返し方は? “No problem, I understand.” や “That’s totally fine, I’ll find another way.” など、相手を責めない返し方が自然です。
Q4. メールでも使えますか? 使えますが、メールでは “Would it be possible to 〜” の方がより自然です。“I was wondering if” は主に口頭・チャットでの会話に向いています。
Q5. 日本人が間違えやすいポイントは? 最も多い間違いは語順ミスです(NG②参照)。“I was wondering if you could 〜” と平叙文の語順を意識してください。
まとめ
- 「I was wondering if」は英語会議で最も丁寧な依頼表現のひとつ
- 「依頼」「許可」「意見確認」の3つの場面で使える
- 過去進行形を使うことで相手へのプレッシャーを下げる効果がある
- “Would it be possible to” はメール・フォーマルな文書、“I was wondering if” は口頭に向く
- 知識だけでなく、返答として口から出る練習が実力につながる
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